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①初期の症状

元気が なくなり、ぐったり する。 ハァハァ と 苦しそうに 呼吸をする。 大量の ヨダレが 出る。 目が 充血したり、耳の内側や 口の粘膜の 赤味が 強くなる。

②中期の症状

呼吸が 浅く、早くなる。 体温(直腸温)が 40度を 超える。 脈拍が 速くなったり、下痢や 嘔吐を したりすることもある。 同時に、ぐったりして 痙攣(けいれん)を 起こすこともあります。

③末期の症状

極度の 脱水により 血液が 濃くなり、血液循環が 悪くなる。 そのため、血液によって 運ばれる 酸素が 全身に 運ばれなくなり、酸欠状態に なります。 すると、初期の症状とは 反対に 舌は 真っ青(チアノーゼ)なり、意識が 朦朧(もうろう)と してくるなどの ショック状態 となり、死に至ることも あります。

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一般的には 生後 2ヶ月目 くらいから 接種を 始めます。 注射で得た 免疫は 時間とともに 低下しますので、『一年ごとの 追加接種』が 必要となります。

【 意識が 有る 場合 】

とにかく すぐに 身体を 冷やして 体温を 下げることが 第一です。 脇の下や 足の付け根 などを 冷やすのが 効果的と 言われています。 可能であれば 水浴も 効果的です。 ただし 冷たすぎる水は 体表の 血管を 収縮させ 熱放散を 妨げてしまい、逆効果に なるので 避けましょう。 水が 飲める状態で あれば、水分補給を 行います。 スポーツドリンクが あれば、水で 2倍くらいに 薄めて 飲ませると 効果的です。 体温が下がり 症状が落ち着いたから といっても、油断は 禁物です。 見た目は 平常に 戻っていても、体内の 臓器が ダメージを 受けている 可能性が あります。 体温を 下げずぎないように こまめに 体温測定し、39℃ くらいまで 下がったら 冷やすのを やめ、なるべく 早く病院に 連れて行き、獣医師の 診察を 受けましょう。

【 意識が 無い 場合 】

脇の下や 足の付け根 などに 保冷剤や 冷やしたタオル などを あて、体温を 下げる 処置を 行いながら 動物病院と 連絡を 取り、一刻も 早く 動物病院に 連れて 行きましょう。