ワンちゃん ネコちゃんは 一度に たくさん 赤ちゃんを 産みます。 管理できない ペットを 増やす ということは、今いる ワンちゃん ネコちゃんにとっても、飼い主さんにとっても 良い事では ありませんね。 不幸な命を 出さないためにも、繁殖を 未然に 防ぐことが 大切です。
また 手術には、健康上や、共に 生活をする上での メリットも たくさん あります。
まずは、無計画な 子供が 産まれない ということです。
健康面では、子宮の病気や 乳腺腫瘍の 発生率が 低下します。 初回発情前に 手術をすると 0.5%、1回目後 から 2回目前 の 間では 8%、2回目後 から 4回目前 まででは 26%の 発生率と 言われています。 また、5歳以上になると ホルモン性の 高齢疾患に かかりやすくなりますが、その予防にも 有効です。 さらに、性的ストレスから 解放されることにより、寿命が延びる とも いわれています。
※避妊手術は『卵巣のみ または 卵巣と 子宮の 双方を 摘出する 手術』であり、発情を 100% 防止する ことを 保証する手術 ではありません。 最新の 論文では、避妊手術を 行っても 代替卵巣が 出現し、再び 発情がくる 動物が まれに いることが 判ってきました。 しかし、卵巣と 子宮を 摘出していれば、子宮の病気や 乳腺腫瘍の 発生率は 低下しますので、メリットの方が 多いです。
健康面では、前立腺の病気、精巣・肛門周辺の病気 の 予防になります。また、ネコちゃん の 場合 「けんか」「徘徊」「尿スプレー」の 防止 や 「尿の臭いの 軽減」が 期待できます。
避妊手術も 去勢手術も、初回発情前(生後 6〜7ヶ月)が 目安です。